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第33回(2015年)

  • jsyppmeeting
  • 2020年12月21日
  • 読了時間: 2分

海外研究体験記 〜ヨーロッパ編〜

@植物生理学会(東京)

担当幹事:門田 康弘(理研)、清水 崇史(理研)、宮本 皓司(帝京大)、熊倉 直祐(理研)


イギリス研究留学記 〜宿主病原菌相互作用機構解明に向けて〜

浅井 秀太(理化学研究所・環境資源科学研究センター)


 私は、研究の道に飛び込んでから一貫して植物病理学を専攻として研究してきました。この学問は、宿主(植物))側および病原菌側双方を理解する必要があるため、非常に奥が深い分野であると感じています。宿主病原菌相互作用機構解明に向けて、国内においても場所を変え…テーマを変え…その後、イギリス(センズベリー研究所)へと留学するに至りました。イギリスでは、シロイヌナズナに感染する絶対寄生菌であるべと病菌(Hyaloperonospora arabidopsidis)とシロイヌナズナの相互作用について、主に病原菌側の感染戦略について研究してきました。今回の若手の会では、研究留学をするに至った経緯やイギリスでの(研究)生活について、またこれまでの研究を通じて私自身が感じた宿主相互作用機構の解明にむけて今後必要となるであろう視点やアプローチなどについて話をさせていただければと思います。


研究者生活先としてのドイツ

田中 茂幸(ドイツ・マックスプランク陸生微生物学研究所)


 海外での研究経験は、研究者としてのキャリア形成の上で、その後を大きく左右する重要な要素である。選択する渡航先としては、当該の研究分野において世界をリードしている国を選択するのが好ましい。演者は、ドイツの学術研究機関であるマックスプランク研究所に所属し、植物病原菌が植物に感染する際に分泌するタンパク質に関する研究活動を行っている。今回の講演では、「なぜドイツなのか」、「ドイツでの生活」、「ドイツで研究活動を行うためには」などの点について、演者自身の実体験等に基づきながら紹介し、聴講者の今後の海外研究活動にとって参考となるような話題を提供したい。また、若手研究者の間で頻繁に議論される「海外研究経験の是非」についても、意見を述べたいと考えている。

 
 
 

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