第35回(2017年)
- jsyppmeeting
- 2020年12月21日
- 読了時間: 2分
研究者人生の舞台裏
@植物生理学会(鹿児島)
担当幹事:熊倉 直祐(理研)、近藤 侑貴(理研)、渡邊 俊介(理研)
(タイトルの記録なし)
蓑田 亜希子(理化学研究所・ライフサイエンス技術基盤研究センター)
まずこの問題は女性だけではなく、男性にも大切な課題だということをみなさんに認識してもらいたいです。女性一人での両立は無理です。先月2歳になった娘がいますが研究と子育てを両立するのはやはり大変です。しかし専業主婦もとても大変だと思うので(私にはきっと無理です)、子育てはそもそも簡単ではないということを受け入れることは大切かもしれません。そして全部一人でやろうとしないこと、完璧主義者にはならないことも大切かと思います。パートナー選びも大切だと思います。やはり家事の助けや子供の面倒を見てくれるパートナーでないと働くママをこなすのは大変です。特に女性研究者にとって、結婚の事もお悩みの方も多いとの事。私の経験を通して色々ディスカッションできればと思います。
追い求める研究、出会う研究
野田口 理孝(名古屋大学・高等研究院)
研究は、真に知りたいことに向けて一心に行いますが、答えを知ることもあれば、答えになかなか辿り着けないこともあります。現象を紐解くことが難しいときも、知識を集めて考察し、観察や実験を通してその事象を追い求めていきます。どんな研究テーマも、そのようにして知見が深まっていくのではないでしょうか。そして、目的意識を持って取り組む研究の中で、知識を積み重ねることと同じくらい大切にしたいことは、はじめの想定とは異なる結果や現象との出会いです。実際に日頃実験をしておりますと、仮説の成否という単純な結果だけではなく、そこにある事象の何か表情のようなものを垣間見る、あるいは結果の違和感から感じる瞬間があります。皆さまもそんな経験をお持ちではないでしょうか。新しい着想が生まれた時や新しい現象に出会った時のワクワクは、日々大変な研究生活を送る研究者が持ち得る特権です。大いに楽しみ、研究を発展させられれば素敵ですね。私的な経験の紹介となってしまいますが、研究の道で精一杯生きることについて、皆さまと共有する機会が得られましたら幸いです。
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