top of page
検索
  • jsyppmeeting

第40回

@植物生理学会(仙台)

担当幹事:

石田 光南(ケンブリッジ大学)、平田 梨佳子(京都大学)、山本 千莉(京都大学)


芋虫が先か、こどもが先か

吉永 直子(京都大学大学院農学研究科)


京都で博士号取得後、米国Pennsylvania州立大学でポスドクをしました。独身で恋人もいなかったので、ポスドク後にどこに職を得るか悩む必要もなく、北海道に似た大自然と牛に囲まれ、ひっそりと穏やかな4年間を過ごしました。任期が切れるより早く出身研究室で助教の職が決まって現在に至るので、真っ直ぐなばかりか楽勝なキャリアに見えると思います。

あれから10年、今の若手研究者のおかれている酷い状況を見聞きします。どこに流れていっても研究さえ続けられたらOK、という人でも無い限り、キャリア断絶のリスクに晒されながら、自分の年齢と蓄えの現実と戦いながら、しんどい選択を迫られているかもしれません。子供を育てたかったらアカデミアは諦めるべきなのか、という人もいます。

こんな状況では、私のキャリア経験談なんて何の役にも立たないと思いますが、一人でも多くの人に荒波を乗り切ってもらいたく、お手伝いができればと考えています。


農機メーカーにとってのバイオテクノロジー研究について

藤原 正幸(ヤンマーホールディングス)


ヤンマーと聞いてどんなことをイメージされるでしょうか?「赤いトラクター」「ヤン坊マー坊」「セレッソ大阪」・・・「ピンとこない」と人それぞれかと思います。そんなヤンマーの事をご紹介する予定ですが、実は入社してまだ6年です。それまでの10数年の間、どっぷりアカデミアの世界にいました。企業とアカデミアの両方の道を歩んできた私の経験談が植物生理学会若手の会に参加されている皆さんのお役に立てれれば幸いです。




閲覧数:92回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page